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| 3.
インタヴュー |
ミッションに関する宇宙飛行士へのインタビュー2002年8月のヒューストンにおけるこの計画の話合いについては、これに特に関心を示している野口氏が、他の宇宙飛行士に内容を紹介しながらというかたちで進められた。 まず、シリンダーの中身について、何もない「空」なのか、それとも「宇宙」が詰められているということなのかという議論から始まったが、この両義性そのもののおもしろさという点をおさえた上で、土井宇宙飛行士から月まで行けば更に絶対的な真空があり、それなら崇高さすら感じるという意見が出された。 残された課題は、持ち帰ったこの小さなカプセルで、「宇宙を手にとる」ような感覚を得るには、どのような展示がなされるべきかということについてである。 |
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| 4.展示方法についての考察 | 展示方法を考案する上で大いに参考になったのは、NASA研修の際に見かけた月の石の展示である。
ほんの小さな切片にスライスされた月の石に観者が触れることのできるこの装置には、 「手にとる宇宙」の展示に際しても、カプセルがどのようにして持ち込まれたのかという背景を効果的に伝えるということと、そのカプセルに観者が手を触れる際にどれだけ緊張感を与えられるかが、「宇宙を手にとる」という実感を得るための鍵となると考えられる。 |
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