『モダニズム研究』
モダニズム研究会編
思潮社刊 1994年
7800円 |
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目 次
序論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥濱田明
第一部 西欧モダニズムの形成と展開
■モダニズム前史
<モデルネ>の両義性と非同時性
――ドイツにおける<モダン>の概念をめぐって‥‥‥‥‥大石紀一郎
■エスプリ・ヌーヴォーとフランス・モダニズム
<距離>の錯乱――モダニズムと写真の経験‥‥‥‥‥‥‥‥‥井上明彦
モダニズム――その図柄と装飾と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥稲賀繁美
ピエール・ルヴェルディとキュビスム詩言語‥‥‥‥‥‥‥‥‥大平具彦
レーモン・ルーセルと「科学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小畑精和
モダニズムとエスプリ・ヌヴォー
――アポリネールの美術評論に見る「新しさ」の概念‥‥‥三好郁朗
■イタリア未来派
マリネッティの詩法(試論)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥米川良夫
アヴァンギャルドの桎梏
――マッシモ・ボンテンペッリと未来主義‥‥‥‥‥‥‥‥和田忠彦
■ドイツ表現主義
言語危機論 序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥河中正彦
<反建築>としての<バウエン>
――ドイツ・モダニズム建築の根源‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田中純
ゲオルク・ハイムの位置――初期表現主義詩人‥‥‥‥‥‥‥‥吉本健一
■西欧モダニズム運動とダダ
「ダダはモダンではない」か
――未来主義とダダイズムの図式的対比‥‥‥‥‥‥‥‥‥濱田明
第二部 モダニズムの世界的展開
■ロシア
至高の有機体――ロシア未来主義をめぐる四つの断章‥‥‥‥‥亀山郁夫
革命と「文学の自律」――ザミャーチンとロシア未来主義‥‥‥西中村浩
■東欧諸国(ポーランド、チェコ)
越境するダダイスト
――Witold Gombrowicz(1904〜1969)‥‥‥‥‥‥‥‥西成彦
レシミャンの手紙に見る「ポーランド・モダニズム」‥‥‥‥‥長谷見一雄
両大戦間チェコのアヴァンギャルドと構造主義‥‥‥‥‥‥‥‥石川達夫
匿名たちの受容――「群集」と「視覚詩」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥奥野路介
■イギリス、アメリカ
『パタソン』とイデオロギー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥江田孝臣
リアリズムの変容について――ジョイスとスタインの場合‥‥‥加藤光也
ブリティッシュ・アヴァンギャルド
――未来主義とヴォーティシズム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥三宅昭良
アレンズバーグ・サークルとニューヨークのモダニズム
――「アメリカ的なるもの」を求めて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥村田宏
■ラテンアメリカ、スペイン
ラテンアメリカのモダニズム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥木村榮一
メキシコ近代詩の流れ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥安藤哲行
ウルトライスモ――スペインのアヴァンギャルド‥‥‥‥‥‥‥坂田幸子
第三部 日本におけるモダニズム
日本のモダニズム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥澤正宏
日本モダニズムの再定義
――1930年代世界文脈のなかで‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥エリス俊子
第四部 シンポジウム
モダニズムの言語/モダニズムの思想/モダニズムと政治/モダニズムと現代
執筆者略歴
あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥濱田明
索 引
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