onmuseum_logo_b.gif s.gif ■アンケート依頼文
(シンポジウム8日前に思い立って20名ほどの知合いの美術作家に送ったアンケートの全文です。)
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■シンポジウム概要

■井上明彦のレジュメ

■アンケート依頼文

■アンケートへの回答
(50音順、敬称略)

石原友明

今村 源

扇 千花

大山幸子

児玉靖枝

椎原 保

夏池 篤

ひろいのぶこ

藤 浩志

三嶽伊紗

森下明彦

山部泰司

渡辺信明


■法的問題について
(藤浩志氏から)

■補遺二点

■芦屋市立美術博物館を考えるワーキンググループ

■井上への問い合わせ



 

2004年5月1日

井上明彦です。
突然ですが、お願いがあってメールすることをお許し下さい。

ご存知のように、芦屋市が芦屋市立美術博物館を2006年度までに民間に委託し、委託先が見つからなければ売却、もしくは休館という方針を出し、大きな波紋を投げかけました。
これに関して下記のようなシンポジウムが開かれることになり、当方パネラーとしての参加を要請されました。

■シンポジウム「美術館・博物館はなぜ必要か?」
・主催:美術史学会、文化資源学会、兵庫県立美術館
・日時:2004年5月8日(土)午後1:00〜5:30
・会場:兵庫県立美術館 1F ミュージアムホール

今回のシンポジウムの主旨は、「美術館・博物館の運営に学芸員を含む専門職員が不可欠であることを訴えるとともに、日本社会にとって美術館・博物館がなぜ必要なのかという問題をも議論する機会とする」ということだそうです。
僕自身はこの手の議論が苦手で、どちらかというと「美術館芸術」的なものに距離を置いた活動をしてきたのですが、友人でもある芦屋市立美術博物館の何人かの学芸員を応援できればという個人的な動機でパネラーを引き受けました。
しかしフタを開けてみれば僕以外のパネラーはみな学芸員であり、美術館や学芸員の役割に対して内輪の議論に偏するのではと危惧しています。

そこで、作家としての立場から日本の美術状況をさまざまに体験されているみなさまにご意見をあおぎ、当日のシンポジウムにつくり手からの声を反映させることができればと考えました。
ご多忙中まことに恐縮ですが、できましたら以下の点について率直なご意見をお聞かせ下さればと思います。ご回答は個別にでも三つまとめてでも結構です。
ご意見の公開の仕方についてもしご注文があれば(例えば記名/匿名)それもお書き下さい。
できましたら、回答は5/7日(金)午前中までに井上までいただけましたら幸いです。
ご意見をいただいたみなさまには当日の報告もさせていただきます。
連休だというのにぶしつけなお願いで恐縮ですが、何とぞご協力のほどお願いいたします。


[1]美術館には専門の学芸員が必要だと思われますか? 必要ならそれはなぜですか? 
[2]日本の社会に美術館は必要ですか? 必要だとすればそれはなぜですか? 
[3]この国の美術にとって望ましいと考える美術館ないし文化施設とはどのようなものですか?


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